山の薬局 日本百名山挑戦日記 高妻山66
山の薬局 日本百名山挑戦日記 火打山64 妙高山65
一昨日の13日に新潟県にある火打山と妙高山を登りました。台風10号の影響でフェーン現象で山も暑く、きつい登山でした。前日今春開業したパストラーレ妙高というこじんまりとした素敵なリゾートホテルに泊まり7時に車で出発。笹ヶ峰の登山口から2座を目指す。コースタイムは10時間を越し、暑さから水分は3リットル以上、食料も多め。昔、脱水と低血糖を経験しているので慎重になる。その分重く、足取りが重い。まずは火打山を目指す。富士見平、高谷池まで行くと遠くに素晴らしい火打山が見える。あそこまで行くの?と考えつつも湿原の木道が癒してくれる。
遠いものの急登もなく、登頂。天気も良く気分が良い。
次があるのでおにぎりを食べたら下山開始。湿原を眼下に進む。妙高山への分岐から湿原とはお別れ。茶臼山を越え、黒沢池ヒュッテ、妙高山の登山口だ。ここから相当な急登が相当されるため、リックをサブザックに変え、リスタート。火打山とは全く様相が違う。厳しい岩場の上り下りを繰り返し、最後1キロの一気な急登。サブザックにして本当に良かった。なんとか登頂。
あいにくガスで眺望なし。後は延々と下る。
道中、誰もいない広い湿原が疲れた身体を癒してくれ、つい大声で叫んでしまう。なんとか明るいうちに下山。10時間を越える行程はやはりきつかった!
途中お会いしたやはり二座を目指していた青年は大丈夫だっただろうか?
山の薬局 日本百名山挑戦日記 剱岳立山
今年の山の日は山小屋一泊で剱岳と立山を登頂しました。今回は最高の天気、良すぎて日焼けが痛いくらいの中、高校の友人との行程。基本的に単独だけど、同伴者がいるのも楽しい。先週は九重に会社の後輩を連れて登ったけど楽しいです。ただ百名山となるとなかなか付き合ってくれる人はいませんね。まあ仕方ない。自分が好きでやってるので。
前置きはともかく、一昨日の夕刻に二人で車で長野県の扇沢へ。ここは富山へのアルペンルートの出発点。お盆休みで相当な人が予想されたので、夜中に入り駐車場にて車内泊。夜行バスより、快適。5時に起床し、5時半から売り出されるアルペンルート室堂までの往復チケット購入。そこからトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイなどで黒部ダムを経由で室堂へ。
室堂からの景色は最高でした
そして剱岳へ。すでに早朝から登り下山された方からの情報は相当渋滞でカニのたてばい、よこばいでは通過するのに2時間かかったとの話も。我々も昼前から剣山荘を出発。
山の風格は全く別格。素晴らしい。登るのは本当に厳しい。百名山での難易度は一番でないでしょうか?
鎖はあるもののほぼ垂直。写真では伝わらないかな?
なんとか下山し、翌日は剱岳を後にしつつ、立山の大汝山頂、雄山を登りました。下山するも世の中は暑過ぎ。
山の薬局 日本百名山挑戦日記 63御嶽山
連休を利用して中央アルプス御嶽山を登りました。ご存知のように2014年に突然噴火で多数の登山者に被害がありました。その後入山規制中でしたが、今月7月1日より一部ルートが解除になり、山頂へ行けることになりました。被害に遭われた方とその関係者の方々には何とも言えない想いです。お悔やみ申し上げます。八合目以降はまだ新しい噴石が登山道にもあり、山頂の山小屋ははその時の壮絶さを物語っておりました。
またシェルターが作られており、自然の脅威へ台頭する日本人の想いが伝わってきました。
あいにくの雨での登山で眺望は皆無でした。解禁で多くの登山者を予想していましたがその分ゆっくり登れました。私のように百名山を目指している外国人の方がおられ、今回で残り4座ということで私もモチベーションが上がりました。 御嶽山は信仰の山とは聞いていましたが、今までのどの山より鳥居や仏像?大仏?が多く、昔から庶民に慕われた山であることを感じました。御嶽山って名称自体、山の代表みたいですよね。