山の薬局 日本百名山挑戦日記 阿蘇山56

今週末も山には行けず、しかもジョギング中、左ふくらはぎに肉離れを起こす始末。3年前にも起こしており、癖になりつつある。普段からの柔軟、ストレッチを怠らないようにしないと。

という訳で昨年10月に行った阿蘇山を紹介します。

28日日曜の朝6時半に家を車で出発。熊本IC、草千里を経て阿蘇山西駅へ。2016年10月8日の36年ぶりの噴火で入山規制も2018年3月に規制解除。しかし火山性微動を500回以上観測され、状況は不明であった。ロープウェイは運転中止中。火山ガス発生時は戻る、さらに喘息、心臓病(たぶん不整脈狭心症だと思いますが)の方は進入不可との条件付。火口西駅へ800円払い進む。

まず第一火口見学に臨む。20m手前でガス発生で火口監視員から待機の指示。風向きが変わった瞬間にOKのサイン。進むと同時に高濃度の亜硫酸ガスと硫化水素を吸い込み、喉と目、さらに頭がボーっとしてくる。長居はできない。f:id:yamanoyakkyoku:20190304001919j:plain

砂千里に回り、そこから中岳、高岳目指し登山開始。天気は薄曇り。一気に稜線まで上がる。所々、山肌がグランドキャニオンのように段差上に崩壊している。熊本地震の影響だそう。

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稜線から中岳山頂を目指す登山道に先ほどの火口からのガスが大量に風に乗って霧のように横切っている。やはり濃度が濃いエリアは先ほどと同様な症状で気持ちが悪い。息が上がらない程度にペースを上げる。何とか問題なく登頂。眺望は素晴らしい。f:id:yamanoyakkyoku:20190304004128j:plain